ひよこ豆は食物繊維や植物性のたんぱく質を豊富に含んでいて、低GIの食材としても知られています。
食事の満足感が高いので、ダイエットに役立つのでは?と思いますが、実際のところどうなのでしょう?
今回はひよこ豆を食べると太る?ひよこ豆のダイエット効果についてまとめました!
後半ではひよこ豆のカンタンなレシピも紹介したので、ぜひご覧ください^^
ひよこ豆は太る?ダイエット効果はあるの?
ひよこ豆は100gあたりのカロリーが171kcal、これは、大豆とほぼ同じくらいのエネルギーです。
糖質も100gあたり15.8gで、大豆(13.5g)よりもやや多いですね。
このため、食べ過ぎるとカロリーオーバーで太りますし、糖質の摂り過ぎに気を付ける必要があります!
しかし、ひよこ豆にはタンパク質や食物繊維が豊富に含まれており、適量を摂ることでダイエットにも効果が期待できます。
タンパク質は筋肉合成を促進し、基礎代謝を高めるのに役立ちますし、食物繊維は満腹感をもたらし、食べ過ぎを予防する助けとなります。
このことからひよこ豆は上手に食べればダイエットに活用できますよ。
ひよこ豆でダイエットするコツは?
ひよこ豆を効果的にダイエットに活用するために、以下のポイントに気を付けましょう。
1日100g程度を目安に摂る
ひよこ豆はタンパク質や食物繊維が豊富なので、1日100g程度を目安に摂るとバランスの取れた食事になります。
他の食材と組み合わせる
ひよこ豆を他の食材と組み合わせることで、栄養バランスを整えることができます。野菜やきのこと一緒に摂ることで、ビタミンやミネラルの摂取も増えます。
調理方法に注意する
ひよこ豆を油で炒めたり揚げたりすると、カロリーや脂質が高くなるため、茹でたり蒸したりする方法を選ぶことをおすすめします。
このように、適量をバランスよく摂り、工夫した調理方法を用いることで、ひよこ豆をダイエットに取り入れることができます。
ただし、前に述べましたが、ひよこ豆は糖質制限を行っている人には不向きな食材です。
食べ過ぎると糖質の摂りすぎになり、太る可能性があるので気をつけましょう。
ひよこ豆を食べるときには、適量を健康的な食事の一部として、バランスよく楽しむことが大切です!
ひよこ豆を使ったカンタンレシピ
ひよこ豆は色々な料理に使えます!カンタンレシピを紹介しますね。
ひよこ豆のカレー
ひよこ豆を使ったカレーです。ひよこ豆の食感が残るよう、最後に加えるのが一般的です。
ひよこ豆のカレーピラフ
ひよこ豆を入れることでタンパク質豊富な料理に。水煮のひよこ豆を使えば、下準備なしで簡単に作ることができます!
ツナマヨ風ひよこ豆マッシュ
パンやバケット、ベーグルなどに挟んでサンドイッチにするのがおすすめです。
ひよこ豆の冷たい豆乳ポタージュ
少し手間がかかりますが、その分美味しく仕上がります。
ひよこ豆のディップ(フムス)
ゆでたひよこ豆に、ごまペースト、オリーブオイル、にんにく、レモン汁が入ることが多いです。パンや野菜につけて食べます。
ひよこ豆サラダ
ひよこ豆を、トマト、キュウリ、玉ねぎ、レタスなどの野菜と一緒に食べるのがおすすめです。ドレッシングには、オリーブオイルやレモン汁、塩、胡椒などを使って、シンプルに味付けすると良いでしょう。
ひよこ豆スープ
ひよこ豆を、野菜やスパイスと一緒に煮込んだスープも、ヘルシーでおいしいです。具材には、トマト、ニンジン、セロリ、ターメリック、コリアンダー、クミンなどを使って、インド風の味付けにしても良いでしょう。
ひよこ豆ハンバーグ
ひよこ豆を、挽肉の代わりに使ったハンバーグも、ヘルシーでおいしいです。ひよこ豆を潰して、玉ねぎ、ニンニク、パン粉、卵、塩、胡椒などを混ぜて、形を整えて焼くだけです。
ひよこ豆を使ったレシピは、他にもたくさんあります。ぜひ、自分に合ったレシピを見つけて、ダイエットに取り入れてみてくださいね!
ひよこ豆と大豆の違いは?
ひよこ豆と大豆は、どちらもマメ科に属する豆類ですが、それぞれに独自の特徴があります。まず、属する植物の科や外見について詳しく見てみましょう。
ひよこ豆は「ヒヨコマメ属」という植物に属しており、名前の通り、その形状はヒヨコのくちばしに似ています。対照的に、大豆は「ダイズ属」に分類され、球形や楕円形をしており、ヒヨコ豆のようなくちばしの突起はありません。
さらに、これらの豆の用途も異なります。ひよこ豆は、地中海料理や中東料理によく使用されており、そのナッツのような風味としっかりとした食感が特徴です。アジア地域では料理を作るために使われることが多く、南米やヨーロッパ地域ではサラダやスープなどに利用されています。
一方、大豆は非常に多くの用途があり、主にアジア料理で使用されます。大豆はマイルドな風味と柔らかな食感が特徴で、主に大豆油を生産するために栽培されています。その大豆油は、料理の調理油や製品の材料として幅広く利用されています。
つまり、ひよこ豆と大豆は同じマメ科に属する豆類であるにもかかわらず、それぞれが独自の特徴と用途を持っているのです。どちらも美味しく、健康に良い食材なので、お好みの料理に合わせて利用することができます。ぜひ、料理のバリエーションを広げるために、これらの豆を試してみてくださいね。
また、ひよこ豆は乾燥した地域で栽培されるため、日本では限られた農家が栽培し、国産のひよこ豆はほとんど流通していないことが注意すべき点です。このため、ひよこ豆を利用する際には輸入品が一般的です。

ところで、ひよこ豆の名前の由来をご存知ですか?
ひよこ豆という名前は、その特徴的な形状に由来しています。
豆粒の臍(へそ)の近くに、鳥のくちばしに似た突起がよく目立つことから、文字通りひよこのような形をしていることが名前の由来だそうです!
まとめ
ひよこ豆を食べると太る?ダイエット効果はあるのかについてまとめました!
ひよこ豆のカロリーは100g、171kcal
糖質は100gあたり15.8gです。
カロリーは大豆とほぼ同じ位で、糖質はやや多くなっています。
ダイエット目的で食べるときには
摂取量に気をつける(1日100g程度)
他の食材と組合せる
調理方法を工夫する
この3つに気をつけてください。
どの食材にもいえることですが、身体に良い食材でも食べ過ぎは禁物ですね。